解決事例
一般廃棄物最終処分場の賃借権を巡る訴訟(行政側代理人)

 足利市小俣町の一般廃棄物最終処分場の賃借権の更新権の有無を争う訴訟。東京高裁で足利市が処分場の土地を約10億円で買取る等の内容で最終的に和解により解決。(足利市側代理人、小沼正毅担当)

 一般廃棄物最終処分場の賃貸借契約に借地借家法の適用があるかどうか、契約書の更新に関する条項の解釈等が争点となった事例

 
 コメント
 本件では、本案訴訟前に仮処分によって、一度は賃借権の更新権が認められたが、その後仮処分の決定が覆され、一定期間足利市の一般廃棄物最終処分場が使用できず、県外に廃棄物を搬出することで多額の費用がかかっていた事案。
 最終的には土地を買い取ることで、一般廃棄物最終処分場の利用を継続することが可能となった。