小沼 正毅のブログ
CL準決勝 ビジャレアルVSリバプール (エスタディオ・デ・ラ・セラミカ)
2022年08月05日
5月2日、グラスゴーからバレンシアに入り、バレンシアの友人と一緒にCL準決勝を観戦するため、ビジャレアルに行きました。バレンシアは、2008年、弁護士サッカーワールドカップの際に訪れて以来、14年ぶりの訪問になりましたが、街の様子はだいぶ変わったなと感じました。バレンシアからビジャレアルまでは車で1時間程度の場所にあります。ビジャレアルは人口5万人の街にあるクラブです。そのような街にあるクラブがバイエルンを破り、CL準決勝まで進むことは信じられない偉業だと思います。
ファーストレグでは0−2でリードされている状況でしたが、スタジアムのサポーターはビジャレアルの逆転を信じ、全員が一体となって最後まで応援していました。
試合展開は、ビジャレアルが2点先制し、トータルスコアを同点に持ち込み、スタジアムは熱狂に包まれましたが、最後は地力に回るリバプールに敗れてしまいました。
しかし、最後の瞬間までスタジアムにいるサポーターはチームを応援し続け、ここまできた選手たちを誇りに思っているように感じました。小さな街にあるクラブが、世界のビッグクラブであるリバプール相手に最後まで素晴らしい試合をしたこと、ファンが心の底からクラブを応援している様子など、これまでに経験をしたことが内容な試合観戦ができました。やはり、TVで観戦するのと、現地で試合を見るのとでは全く別の体験であることを再認識しました。
人口が少ないこと、街の経済規模が小さいことが必ずしもサッカーの世界においてはハンデにならないということを体感できたことも素晴らしい経験となりました。