4月27日に、鴨川市で行われた少年サッカー大会の見学に行ってきました。この大会は、コロナの影響で中止となっていた千葉県の少年サッカーの大会を開催するため、元日本代表の羽生直剛の呼びかけで、企業などの協賛の元開催されました。羽生さんには、以前足利市で開催されたサッカースクールに来ていただいたご縁もあり、今回僅かながらではありますが、当事務所でも支援をさせて頂きました。大会の開催場所は、鴨川市の小湊さとうみ学校という場所で、廃校になった校舎やグランドを改装した場所です。グランドは大人のフルコートには足りないですが、少年サッカーをやるには十分な広さがあり、また校舎は教室を改装した宿泊スペースもたくさんあり、合宿ができるようになっていました。校舎の中は廃校を利用したとは思えないほど綺麗な状態で、素晴らしい施設になっていました。
鴨川市の人口は現在3万1000人程ですが、行政の協力もあり、このような施設が作られたと聞いています。足利市にも、廃校跡地を様々な用途で利用している場所はありますが、グランドを人工芝化した施設はありません。このような施設を作ることで、地域の子供達の活動の幅が広がりますし、子育て世代を呼び込み、定着させる材料になるのではないかと思いました。人工芝の一度作ってしまえば張り替えの時期が来るまではあまりメンテナンスがいらないため維持管理コストも安く済みます。
今回は鴨川市役所の方のお話をお聞きする時間は取れませんでしたが、どのようにしてこのような施設が作れたのかについては、引き続き調べてみようと思います。
将来足利市にも同じような施設が作れるよう、実現にむけた課題を明らかにすることと、その課題解決に向けた活動をしていきたいと思います。