地方自治体が管理する道路が陥没し、自動車が陥没に落下し、物損、人損の被害が発生。当初、市は陥没の存在、物損、人損被害の存在について争ったため、訴訟提起。
 関係者の証人尋問を実施した後、最終的に地方自治体が陥没の責任を認め、物損、人身被害についての賠償の支払いを受ける内容の和解が成立。(小沼正毅担当)

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 本件では、街灯がなく、暗くて見通しが悪い道路での事故であり、地方自治体側が運転手にも過失があることを理由に過失相殺の主張もしておりましたが、弁護士が、事故と同じ時間帯に事故現場を自動車で走行する動画を撮影し、事故の際の道路状況を立証し、裁判所も運転手に過失があるとは判断せず、過失相殺をしないことを前提に和解を成立させました。

 

 最近の破産管財人の担当事例の一部(2020年4月時点)
 弁護士小沼正毅はこれまでに数十件に渡る破産管財人の事件を担当しております。以下は、比較的最近担当した破産管財人の事案の一例です。

・スナガ開発(㈱)     事務機器製造業
・スナガ特殊伸線工業(㈱)
・スナガ花火        花火製造業

・テクノゴム工業      工業用ゴム製品製造業

・㈱東輝          プレス加工自動車部品製造等

・㈲髙橋漬物        食品製造

 当事務所では、破産管財人の業務だけではなく、破産の申立てについても多数行っております。法人の破産申立に要する費用については、法人の規模、債権者数、破産管財人が行う業務内容などによって異なります。詳しくは、個別の事案ごとにお問い合わせください。

 2019年12月28~30日、2020年1月2~4日の期間横浜で開催されたアジア初のAS ROMA CAMP JAPAN の開催のため、ローマ現地のクラブ(トリゴリア)に交渉に行き、AS ROMAのU15、12の指導者2名を日本に招き、少年向けのサッカーキャンプを開催しました。小沼正毅が参加している弁護士サッカーワールドカップでの交流をきっかけに親しくなったイタリアの弁護士(元イタリアのプロサッカー選手)との交流をきっかけに、ASローマとの契約交渉を行いました。写真は、ASローマのトップチームが練習するトリゴリアにあるASローマのクラブハウスに行った際のものです。(小沼正毅担当)

 男子選手のJリーグクラブへの移籍に関する代理人(以下全て小沼正毅担当)
(2020年 FC岐阜 町田ブライト。)
 
 平山雄太 東京国際大学→オーストラリアWestern Pride FC(2020年、移籍を担当した
 現地の代理人への仲介及び移籍先、契約に関する助言。

 クラブを移籍する際の、所属元クラブと選手の権利関係に関する調整。

 選手と仲介人との仲介契約を巡る紛争への対応

 その他、選手の移籍、クラブとの契約更新の交渉、スポンサー契約等の際の法的助言等。

 

 

 自治体が映画制作会社に対して、活動経費の一部に補助金を交付したことが違法であるとして、住民が市長に対し、本件補助金相当額の支払い請求を求めた住民訴訟。市長側勝訴。(市長側代理人、小沼正毅担当) 

平成28年8月4日 宇都宮地裁 平27(行ウ)5号

文献番号 2016WLJPCA08046002

 足利市小俣町の一般廃棄物最終処分場の賃借権の更新権の有無を争う訴訟。東京高裁で足利市が処分場の土地を約10億円で買取る等の内容で最終的に和解により解決。(足利市側代理人、小沼正毅担当)

 一般廃棄物最終処分場の賃貸借契約に借地借家法の適用があるかどうか、契約書の更新に関する条項の解釈等が争点となった事例

 
 コメント
 本件では、本案訴訟前に仮処分によって、一度は賃借権の更新権が認められたが、その後仮処分の決定が覆され、一定期間足利市の一般廃棄物最終処分場が使用できず、県外に廃棄物を搬出することで多額の費用がかかっていた事案。
 最終的には土地を買い取ることで、一般廃棄物最終処分場の利用を継続することが可能となった。

 足利市が行った市県民税の滞納処分の有効性が争われた訴訟で、一審で足利市側が敗訴したが、東京高裁で逆転し、(滞納処分の有効性を認める判断)、その後最高裁への上告が棄却され、足利市側勝訴で確定。(足利市側代理人、小沼正毅担当)

 普通徴収納付通知書の送付の有無と、地方税法第20条第5号の「記録」の解釈、適用が争点となった事例。

 
 平成29年(ネ)第2552号 国家賠償請求控訴事件
(原審 宇都宮地方裁判所足利支部平成28年(ワ)第21号)
 平成29年1月7日判決言渡

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